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【日本遺産モデルコース】八代の石工の歴史を学ぶ「日本遺産・八代歴史」探求コース

  • 八代エリア
八代神社(妙見宮)

八代の史跡や資料館を見ながら、八代日本遺産の歴史について学ぶコースです。石工が作り上げた石垣が語る八代城跡とその城主が築いた八代の文化が学べます。
 

  • 所要時間:1日
  • 交通手段:バス・徒歩

八代市役所(市街地)

九州産交バス<松橋線> 宮地バス停降車(9:09)

約10分

八代神社

1八代神社(妙見宮)

文治2年(1186)後鳥羽天皇の勅願によって建立され、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・国常立尊(くにとこたちのみこと)そして北斗七星(ほくとしちせい)を祀っています。
上宮、中宮、下宮の三宮からなりますが、現在は下宮が本宮です。
福島の相馬妙見、大阪の能勢妙見と並んで、日本三大妙見の一つといわれています。
秋の大祭は妙見祭として知られています。11月22日に神幸行列のお下り、23日にお上りが行われます。境内には妙見祭に出される亀蛇(キダまたはガメ)や獅子などが常時展示されています。

住所
八代市妙見町405
問合せ先
電話番号
0965-32-5350
利⽤料⾦
無料
備考
祭礼日はお下り11月22日、お上り11月23日です。

約5分

九州産交バス<松橋線・八代市役所方面行き>宮地バス停乗車(10:13)~八代宮前バス停降車(10:29)

八代城跡
八代城桜
八代城石垣

2八代城跡

 八代城は、元和5年(1619)の地震により、麦島城が崩壊したため、熊本城主加藤忠広(清正の子)が幕府の許可を得て、家老の加藤正方に命じ、同6~8年にかけて球磨川河口北側の松江村に築城した平城です。
 寛永9年(1632)加藤家の改易により熊本城主となった細川忠利の父忠興(三斎)が入城し、北の丸を居所として本丸に四男の立孝(立允)を居住させました。正保2年(1645)閏5月に立孝が、続いて12月に三斎が没したため、翌3年(1646)家老松井(長岡)興長が入城し、以後は代々松井氏が在城しました。落雷による焼失や明治維新後の取り壊しがあるも、本丸の石垣と内堀が残り、本丸跡に懐良親王をまつる八代宮が鎮座しています。  
 中世の古麓城、安土桃山時代の麦島城、江戸時代の松江城(現 八代城跡)と3つの時期に分かれる城が残り、2014年「八代城跡群(やつしろしろあとぐん)」として、古麓城跡・麦島城跡と併せて国の史跡に指定されました。
 2017年には、続日本100名城にも選定されています。
 ※日本遺産文化財

住所
熊本県八代市松江城町7-34
問合せ先
電話番号
0965-33-4533
利⽤料⾦
無料

ランチは八代市内の飲食店をお楽しみください。

※八代城跡から徒歩5分

エントランス

3八代市民俗伝統芸能伝承館(お祭りでんでん館)

八代の祭りや石橋の魅力満載。エントリーホールでは、クイズや飛び出す絵本で楽しみながら、八代妙見祭、民俗芸能の魅力が学べます。大鞘節、女相撲、芝口踊り等の日本遺産の資料も見学できます。
1階のお祭り体験シアターでは、迫力ある映像を放映し、妙見祭を体感できます。数か月おきに笠鉾の水引幕や部材、民俗芸能の衣装・楽器などの展示替えをしながら幅広く紹介します。

住所
8660863 熊本県八代市西松江城町1−47
問合せ先
電話番号
0965-37-8737
定休日
月曜日(変更する場合があります)、12月29日~翌年の1月3日
利⽤料⾦
展示棟は入館無料です。
利⽤可能
時間
展示棟 9:00~17:00(入館は16:30まで)
会議棟 9:00〜22:00

約1分

八代市立博物館未来の森ミュージアム
博物館外観
博物館外観
秘伝書を読むくまモン
エントランスホール
特別展示室
2階から1階へ
第1常設展示室と八代城城郭模型
第二常設展示室
第一常設展示室

4八代市立博物館未来の森ミュージアム

 1991年(平成3年)10月開館。くまもとアートポリス参加作品。設計したのは世界的建築家伊東豊雄氏(米プリッカー賞受賞者、新国立競技場B案デザイン)。無料エリアであるエントランスホールでは、ユネスコ無形文化遺産「八代妙見祭の神幸行事」の江戸時代の姿を再現した人形模型や現在の映像をいつでもご覧いただけます。 
 常設展示では、八代城主を勤めた松井家伝来品や、八代焼(高田焼)や肥後鐔、宮地和紙、染韋(そめかわ)などの美術工芸品、古墳や城跡からの出土品、妙見祭資料、八代城跡模型、各時代の歴史資料など、過去から現代に至る八代の歴史と文化をさまざまな角度から紹介しています。古文書講座や各種体験講座の開催、市民の作品発表の場としても利用されています。
 春夏秋冬の特別展覧会は、すぐれた芸術作品や八代の歴史を再発見する内容で、毎回ご好評をいただいています。

■令和6年7月1日~改修工事のため長期休館(再開館は令和8年4月以降を予定)

住所
866-0863熊本県八代市西松江城町12-35
問合せ先
電話番号
0965-34-5555
定休日
【令和6年7月1日より、改修工事のため約2年間休館中】

約1分

国指定名勝 旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園
毎年6月第1日曜日に開催される花菖蒲の茶会(古流春季大会)
毎年6月第1日曜日に開催される花菖蒲の茶会(古流春季大会)
驥斎展示場
第二展示場・松井家10代夫人琴姫愛用の古今雛(天保10年製)
雛道具(婚礼道具のミニチュア)
子供を災いから守る犬張子
松浜軒 庭内
松浜軒 庭内
松浜軒 庭内
松浜軒 庭内の苔が美しい
松浜軒 庭内にある「児宮」 子どもの守り神としてまつられている
児宮の由来 子どもたちが無事に育つよう願って、天明元年(1781)松井営之が創建
11月23日の夕刻 庭内で演舞する妙見祭の花奴
11月23日の夕刻 玄関先で演舞する妙見祭の獅子

5国名勝「松浜軒(しょうひんけん)」

 元禄元年(1688)八代城主松井直之公が母崇芳院尼のために建てたお茶屋です。
当時この辺りには松が茂り、八代海を見渡せる浜辺であったことから松浜軒と名づけられました。庭園には四季折々の花々が美しく、江戸時代の趣あるたたずまいをよく残した庭園です。
 庭内の展示室では、松井家伝来の茶道具や絵画(財団法人松井文庫所蔵)が、季節ごとに内容を替えて展示公開されています。とくに1月下旬から3月にかけて展示される雛人形は江戸時代のもの。また、庭内には、児宮(ちごのみや)や稲荷神社がまつられており、子供の無事な成長や家内安全・商売繁盛にご利益があるそうです。
 平成14年(2002)に「旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園」として国の名勝に指定され、城下町八代の歴史を今に伝えています。

《松浜軒歳時記》
◇4月下旬
 ・新緑が見事、山藤、河骨、睡蓮など
◇5中旬~6月上旬
 ・肥後花菖蒲の時期は、とくに見事で県内外からの多くの観光客で賑わいます。
 ・毎年6月の第一日曜日に開催される「肥後古流」による伝統あるお茶会「菖蒲の茶会」も有名です。
◇毎年11月15日 
 松浜軒近くの浅井神社の祭礼日で、午後から松浜軒庭内で妙見祭の獅子舞が披露されます。
 これも、江戸時代、八代城主の御前で披露していた伝統です。
◇毎年11月23日
 妙見祭当日の夕刻、奉納を終えた奴や獅子が松浜軒にて演舞。当主に奉納が終わったことを報告する習わしです。

住所
866-0865 八代市北の丸町3-15
問合せ先
電話番号
0965-33-0171
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)、お盆(8月13日~15日)、年始年末(12月29日~1月3日)
利⽤料⾦
一  般:500円  30人以上の団体1人につき450円
小中学生:250円  〃       1人につき225円
利⽤可能
時間
午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

約10分

八代市役所(市街地)

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